診療内容
初診の方へ
診療のご案内
当院では、院内での検査体制を整えており、
採血から1時間以内に検査結果の説明が可能です。
そのため当日の検査結果を確認し、治療方針や治療内容の変更、
副作用のチェックなどができます。
糖尿病
糖尿病とはインスリンの働きが十分でなかったり、量が不足してブドウ糖がうまく利用されずに血糖値が高くなった状態です。
高血糖状態が続くと合併症が発症、進行して日常生活に支障をきたすようになります。
糖尿病の治療の目標は、血糖を良好にコントロールすることで、神経障害や網膜障害、腎症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの様々な合併症を起こさないようにすることです。
自覚症状がないことが多いため、定期的に血糖値やHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)を測定し血糖コントロールの確認をする必要があります。 状態にあわせた食事指導、運動療法の指導と同時に、内服薬・インスリンなどによる薬物療法を併用して行い、自宅でも継続した加療を行っていく事が出来るようにしています。
早期に発見し、継続して治療を行って合併症を予防しましょう。
腎臓病
健診等でたんぱく尿、尿潜血、腎機能の障害を指摘されたという方、赤い尿が出たという方、だるさ、むくみや息切れがあるという方はお気軽にご相談ください。 腎臓病は自覚症状が少なく、気づかないまま進行してしまうため早期発見、早期治療が重要です。 まずは、腎臓の病気が何かを調べ治療方針を決めます。
定期受診の際には、看護師による問診にて体調の確認、必要な検査(尿検査・血液検査)を行い、診察にて担当医から分かりやすく説明を行います。食事の内容についても、必要に応じて管理栄養士が具体的な話をします。
透析予防
腎臓機能が正常の10%以下になると、生命維持のためには、透析、移植などの腎代替療法(腎臓の機能を代行する治療)が必要となります。当院では、新規に透析導入になる患者さんを減少させる事を目的に、腎不全が進展しないように、医師、看護師、管理栄養士が協力して重点的に指導を行う糖尿病透析予防外来を行っています。
毎週水曜日 午後 ※診察に合わせ、栄養指導、看護相談を予約します。
ご希望の方はご連絡ください。
一般内科
風邪・インフルエンザ・頭痛・発熱・胃腸炎・膀胱炎などの急性の病気から、高血圧・脂質異常症・痛風などの生活習慣病まで内科全般の診療をしています。
消化器内科
専門医による腹部エコーや胃カメラの検査 など
毎週木曜日・土曜日・第1,3金曜日 各日とも午前中、第3火曜日午後(肝臓クリニック)
循環器内科
専門医による24時間心電図、運動負荷心電図、心臓超音波検査 など
毎週月曜日 午前中
栄養指導
食事療法
食事は血糖コントロールと健康管理の基本です。
当院では、管理栄養士が患者さんの食習慣を聞きながら、患者さん一人一人の生活スタイルに合った食事療法を一緒に考えます。
食事記入や食事写真を持参していただくと、より具体的な食事のポイントについて、ご提案できるかと思います。
ご家族の方も一緒に栄養カウンセリングを受けることができます。
いつでもお気軽にご相談ください。
特定健診・特定保健指導
特定健診と管理栄養士による特定保健指導を行っています。
ご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
予防接種
当院で可能な予防接種は新型コロナワクチン・インフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹ワクチンです。
帯状疱疹ワクチン「シングリックス」は、50歳以上が対象の帯状疱疹を予防するためのワクチンです。
2回の筋肉内注射が必要で、1回の料金は22,000円です。
接種をご希望の方は、事前にお電話でご予約ください。
フットケア
フットケア外来は、糖尿病重症化予防研修(フットケア研修)をうけた日本糖尿病療養指導士が行います。足病変を予防するためには、普段から足に関心を持ち手入れすることがとても大切です。胼胝、巻き爪、爪切りが出来ない等でお悩みの方はぜひご相談下さい。
訪問診療
一月に一回、ご自宅へ訪問して診察します。一人で来院するのが難しくなった方で、ご希望される方はご相談ください。
腎移植
腎移植は、腎提供者(ドナー)の腎臓1つを体内に移植することで、腎臓の機能を回復させる治療法です。
腎代替療法として腎移植を選択された場合、当院では腎移植手術を受けることはできませんが、患者さんの希望される適切な腎移植実施病院(大分大学附属病院・熊本赤十字病院・九州大学附属病院やその他の連携腎移植病院など)をご紹介いたします。しかし、腎移植手術後は再び当院に戻り通院して頂き、術後10年、20年、30年といった長期にわたる腎移植術後管理を行っています。
当院の特徴は、専任の腎移植レシピエントコーディネーター(看護師)が腎移植手術前の療養相談から術後の療養管理を24時間体制で継続して行っていることです。医師の診察も、移植手術前の主治医(腎臓内科医)と経験豊富な移植外科医が“ダブル主治医“として診療を担当していることです。即ち、『同じスタッフが同じ病院で一貫した腎不全医療をサポート提供している』ことが当院の特徴です。
腎移植ライフはマラソンに例えられます。手術はスタートにすぎず、その後は“頂いた移植腎を大切に守りながら”何十年も走り続けなければなりません。私たちは”街の腎臓移植クリニック・スタッフ“として、皆さんの腎移植ライフマラソンの心強い伴走者となります。
現在60数名の腎移植患者さんが当院に通院され、その内訳は移植後20年以上の患者さんや、2回目の再移植の患者さん、そして70歳以上の高齢な患者さんなど多彩であり、また、腎臓を提供した提供者さんも提供後の健康管理のため通院されています。
少しでもご興味のある方は些細な事でも気兼ねなくご相談ください。
まずは当院の腎移植レシピエントコーディネーターから詳しく説明させていただきます。
専任レシピエント移植コーディネーター 成瀬綾